最低賃金改定

久しぶりのブログの更新となりました。この数か月間は怒涛のように過ぎ去り、あっという間に7月中旬。まもなく梅雨明けとなりそうですね。

さて、本日、厚生労働省の諮問機関「中央最低賃金審議会」で、2021年度の地域別最低賃金(時間給)の引き上げ幅について28円を目安とすることを決めました。昨年は新型コロナウィルスの影響を受けた事業者への配慮もあり、目安を示さなかったのですが、一転して今年はコロナ禍前の引き上げ路線に戻した形となりそうです。このことにより、10月以降、賃金改定の検討を余儀なくされる会社が多いと思います。コロナ禍による景気の冷え込みとは別に経営者にとって、重くのしかかる固定費の増加。果たして、耐えきれるのだろうか?と疑問に感じます。働き手にとっては歓迎すべきことですが、それも会社の存続あってのこと。悩ましいです。