労務アドバイス vol.061
雇用調整助成金延長のお知らせ (2021.11.15)
厚生労働省は10月19日、11月までとしていた雇用調整助成金のコロナ禍を受けた特例措置について、来年3月まで延長した上で、現在の特例措置の助成内容(日額上限15,000円、助成率最大10割)を12月末まで継続すると発表しました。来年1月以降の助成内容については11月中に発表するとしています。コロナウィルスの感染状況もかなり落ち着いてきたことから、来年以降の助成率については、予定どおり、段階的に減額していくのではないかと思います。これまで休業補償率を100%としていた会社も、減額となった段階で、休業補償率も検討する必要があるかもしれません。その場合は、現在従業員代表と締結している「休業協定書」を結び直すこととなります。