労務アドバイス vol.060
20年ぶりに脳・心臓疾患の労災認定基準が改正されました (2021.10.01)
厚生労働省は、脳・心臓疾患の労災認定基準を改正し、令和3年9月14日付で厚生労働省労働基準局長から都道府県労働局長あてに通知しました。
【認定基準改正のポイント】
1.長期間の過重業務の評価において、労働時間と労働時間以外の負荷要因を総合評価して労災認定することを明確化
2.労働時間以外の負荷要因の見直し
・勤務間インターバルが短い勤務
・身体的負荷を伴う業務など
→ 評価対象として追加
3.短期間の過重業務、異常な出来事の業務と発症との関連性が強いと判断できる場合を明確化
4.認定基準の対象疾病に「重篤な心不全」を追加
詳細は厚生労働省の下記にて確認ください。
000832041.pdf (mhlw.go.jp)