労務アドバイス vol.058
健康保険法等の改正について (2021.08.17)
リプルニュースでも記載しておりますが、来年1月に、健康保険法の改正が予定されています。傷病手当金の支給期間の通算化については、精神疾患や、がんの闘病などで治療が長期化し、また入退院を繰り返すようなケースの方に対しての救済となり、朗報と言えます。今後支給期間は、就労期間を除いて通算して1年6カ月となりますので、安心して治療に専念できることになります。これも働き方改革の一環であり多様な事情を抱えた方も、就労に参加してもらえるようにとの考え方から法改正となったようです。労務関係は手続きも含め、ますます複雑化していくものと思われます。当社も情報のアンテナを高く張り、有益な情報提供ができるよう努めてまいります。